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労働基準法の基礎知識

知らないと怖い!?経営者なら知っておくべき労働基準法の基礎知識
「求む!営業マン 30歳まで」の求人チラシは違法?
男女別に求人募集をしちゃいけないの?

ご存知のとおり、「男女雇用機会均等法」により、賃金・募集・採用・配置・昇進・福利厚生・教育訓練・定年・退職などにおいて、女性を差別的に取扱うことは禁じられています。

女性は勤続年数が短いとか、家庭責任があるとか、女性一般に対する社会通念や平均的な就業形態を理由として、男女異なる取扱いをするのは許されていないのです。

求人広告の記載で、男女を差別的に取扱っているとして均等法違反とされる例とその改善例をあげますので参考になさってください。

違反例 改善例
営業マン 営業スタッフ・営業職
女子事務員 事務職(男女)
保母 保育士
男性幹部候補 幹部候補
男性スタッフ3名募集 スタッフ3名募集
社員(男性10名、女性5名) 社員(15名)

また、この他に「男性歓迎」とか「女性向きのお仕事です」など、男性女性のどちらか一方を優遇すると思わせるような表示や、「女性は未婚に限る」とか「女性は自宅通勤者優先」など男女で異なる条件をつけるのも違法とされます。

求人するとき年齢制限しちゃいけないの?

平成13年10月1日施行の「改正雇用対策法」により、労働者の募集採用において、年齢にかかわりなく均等な機会を与えるよう努めなければならないこととされています。
やむを得ず年齢制限が認められる場合というのが、厚生労働省の指針としてあげられているので、一部簡単に紹介します。

・新規学卒者と併せて、新規学卒者以外の者を、新規学卒者と同様の扱いをする従業員として募集する場合
・30代後半の従業員がいなくなったので、社内の年齢構成維持のため、30代後半の者に限って募集するような場合
・演劇の○歳役として、○歳程度の者を募集するような場合
・労働災害防止の見地から、特定の年齢層を募集するような場合

【補足】

男女別の求人について、よく「違反した場合の罰則規定はあるのですか?」とご相談をいただくことがありますが、今のところ「違法である」というだけで、罰則の定めはありません。
年齢制限緩和については、「~するよう努めなければならない」という努力義務規定です。
いずれにしても、経営者の倫理・良識に委ねられていると言わざるを得ません。

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