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労働基準法の基礎知識

知らないと怖い!?経営者なら知っておくべき労働基準法の基礎知識
履歴書に「ウソ」があった。解雇できるか?
経歴詐称

労働者が採用時に提出した履歴書に「ウソ」の記載があった場合、それを理由に解雇することができるでしょうか?

履歴書に記載された、学歴、職歴、賞罰、特殊技能等にウソがあった場合、会社がその人物を採用するかしないか、または賃金等の待遇、配置などの労働条件を決定する判断を誤らせることになります。第一、履歴書にウソを書くような労働者は信用できないと思うでしょう。

履歴書のウソなど、「経歴の詐称」が解雇事由になるかどうかは、その「ウソ」の程度が問題になります。真実を知っていたならば採用しなかったであろう「重大な経歴詐称」があった場合に、解雇が有効であるとされます。ですから、「年齢を2歳ほど若く書いた」「既婚なのに独身と書いた」くらいのウソで即解雇できるわけではありません。

経歴詐称で問題になるのは、おもに学歴・職歴・犯罪歴です。
過去の判例には次のようなものがありますので、参考になさってください。

▼解雇が有効とされた例

・ 自動車教習所で、高校中退を卒業と詐称した運転指導員
・ 採用条件「高卒以下」という人事管理体制を厳守していた会社で、短大卒業歴を高卒と詐称した
・ 住宅金融会社で、大卒と詐称した融資担当者
・ 給排水工事会社で、給排水工事の経験があまりないのに、十分な経験があると職歴を詐称した

▼解雇が無効とされた例

・ タクシー会社で、起訴猶予の犯罪歴を記載しなかった運転手(労働力の評価に重大な影響を及ぼさないと判断された)
・ 警備会社で、少年時代の非行(保護処分)を申告しなかったガードマン

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